第2回越境カンファでは、 「持続可能性×〇〇」 をテーマに多種多様な視点・切り口でディスカッションを行いました! 今回はカンファで出てきた注目のトピックの要約をそれぞれご紹介していきます!
録画はこちら↓
「100年引き継がれたうなぎのたれ」から学ぶ「伝承経緯」
まず1つ目は 「100年引き継がれたうなぎのたれ」から学ぶ「伝承経緯」 この要約をしてくれたのは、人間・総合科学系が専門でコミュニティの形成・運営に興味があるトビタテ生! 今回のカンファでは、「うなぎのたれ」が一つの鍵として登場しとても熱い議論が行われました!
議論の切り口を要約するとこんな感じ!
継ぎ足されたうなぎのタレの中には創業当初のタレはどれくらい残されているのか。 実際の中身として本当の意味で当初のもの(原型)はほとんど残さられていないが、持続していることは確かである。
そしてそこから発展して得た気づき!
コミュニティ形成を他から学ぶと、どのような本質が必要かを学べるのではないか
「コミュニティの作り方」と言われると、すぐに「コミュニティ形成のノウハウ」のような直接アプローチしている本などから学ぼうとするが、そうではなくて、全く違う領域からその本質を学ぶこともできるのではないかという議論が行われました。 「伝統芸能」や「伝統文化」など、世の中には世代から世代へ引き継がれているものが存在し、伝統文化・伝統技術から「受け継ぐ人」が何を目的にして、何に惹かれて引き継ぐ決意したのかを知ることがコミュニティの形成・運営につながることがあるのではないかという気づきが生まれました!
持続可能性の定義に対する考察
続いて注目のトピックとなったのは、持続可能性の定義の考察です!
「今あるものを永続的に保つこと」これを持続可能性の定義とすると、そもそも「持続可能性」の実現は不可能である。では、「たとえ中身が少しずつ変化したとしても、大枠の中で役割が維持されること」これを持続可能性の定義とするのであれば、どれくらいの変化が許容されるのか?
そして、この考察から生まれた疑問は
例え中身が少しずつ変化したとしても大枠の中で役割が維持されること」が持続可能性の定義であるとするのであれば、「持続」と「変化・進化」との間の差は何なのだろうか?
それに対して出てきた答えがこちら!
ミクロの視点ではほとんどものは時間経過と共に変化・進化している ・マクロの視点ではコミュニティの共感(sympathy)として「持続」と「変化・進化」のどちらに振れるかが鍵となってくるのではないか
つまり、持続可能な何かをするためには:
コミュニティとして”持続’というコンセンサスが取れる範囲内であれば、何をしても自由なのではないか
さまざまな角度からの持続可能性の考察を通して少しずつ何かヒントのようなものを得ることができました☺︎ この要約をしてくれたのは情報・通信系が専門のトビタテ生! さまざまなトビタテ生が集まるからこその面白くて熱い議論が生まれています✨
持続可能性×コミュニティ&モチベーションー非資本主義社会化でのコミュニティ形成とモチベーションの維持ー
非資本主義社会の中で、モチベーションを維持するにはどうしたら良いのかという切り口で議論が展開されていくシーンもありました✨ そこでもさまざまなクエスチョンを得ることができました!!
- 内発的動機づけと外発的動機づけがあるが、この2つは共存できるのか
- 内発的動機づけからくる行動によって資本主義社会で生きていけるのか?
- 各個人のモチベーションの維持には何が重要なのか?
- 流動的なコミュニティ形成
- 外発動機づけからくる持続性はもろいのか?
カンファを通して分野を超えて話したからこそ参加者それぞれの中に新たな疑問や興味、関心が生まれていくシーンが沢山ありました✨だからこそ最後まで結論が出なかった切り口ももちろんありますが、それもカンファの魅力の一つ✨ ぜひぜひ皆さんも越境カンファに参加して自由な議論を楽しんでください!! 毎月第3土曜日19時からお待ちしております!!
*参加には原則申し込みが必要となります!
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EKKYO. TOBITATE
トビタテ!留学japan発"越境プロジェクト" 「面白そう」を開拓せよ、「面白そう」では終らせない。 をvalueに掲げる、 トビタテの熱を冷まさず・加速させ・次へ繋げるためのプロジェクトです。
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